松本の宝探し歩き ~お城出発編~

7月11日(土)PM3:30からM100ワークショップ2回目となる
「松本昔あるき路地歩き」をおこないました。
「お城出発コース」と「松本駅出発コース」の2つのコースに分かれて、
知っていそうで知らない松本の路地裏などを巡りました。
「松本駅出発コース」のレポートはこちらをご覧ください。

①松本市役所屋上から
松本市役所に集合した後、まずは市役所屋上に行きました。
曇り空のため北アルプスは臨めませんでしたが、高い位置から見る松本城は新鮮です。
平日の9時~17時は開いていて自由に出入りすることが出来ます。
市役所屋上から

②いざ松本城へ
松本に住んでいるみなさんにとっては見慣れてしまっているかもしれない松本城。
しかし、今回の路地歩きで私は2つの発見をしました。
発見1:太鼓門の内部
偶然、松本城の太鼓門の点検をしていたので、内部を少しだけ見させていただきました。
太鼓門にはかつて、登城や時刻を知らせるための「太鼓楼」がありました。
太鼓門復元10周年イベントとして8月1~23日の土日の午前9時~11時に太鼓をたたくことが出来る体験も開催されます。
太鼓門の中(2)太鼓門の中

発見2:月見櫓の近くにある階段
何度も松本城を見てきましたが、月見櫓付近にある階段の存在を知りませんでした。
昔のお殿様は、ここから船を出してお散歩をしたそうです。
松本城の階段

③北馬場柳の井戸
松本城を後にして続いて「北馬場柳の井戸」へ向かいました。
井戸の詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。→松本水めぐり
北馬場柳の井戸1北馬場柳の井戸2

④松本神社
北馬場柳の井戸から西へ行くと「松本神社」が見えてきます。
車などで前を通過する方は多いけど、中に入るのはあまりない。という方も多いのではないでしょうか。
松本神社

⑤松本城南の路地裏探索
いよいよ路地裏探索です。
松本城のすぐ南の路地裏を歩いてみることにしました。
小学生の頃、道草をして帰った記憶がよみがえります。
外堀の跡地の一角に祀られている稲荷も見つけました。
松本城南の路地裏松本城南の稲荷

⑥正一位美術稲荷
北土井尻町、小路沿いの「正一位美術稲荷」です。
面白い名前の稲荷ですが、由来は「白狐のお姿が美しく而も術に長けて居る所から名付けられた」(正一位美術稲荷社由緒沿革より)とのことです。
美術稲荷

⑦看板建築
松本城南の路地裏を後にし、次は大手の方へ向かいました。
こちらでは「サルタ時計店」(写真左)と「塩井の湯」(写真右)における看板建築を発見しました。
現在の多くの看板とは異なる、とても歴史を感じる看板です。
サルタ時計店塩井の湯

路地を進んでいきます…
路地裏

⑧六九商店街の町並み
六九商店街の町並みも、よくよく見てみると非常に面白いです。
左の写真ではよく分からないかもしれませんが、右の写真を見てみると・・・
看板が小さな小さなタイルで出来ていることが分かるでしょうか。
タイルタイル拡大
こちらには、カエルがいます。
カエルカエル拡大

⑨正一位大天白白翁稲荷
最後に訪れたのは「正一位大天白白翁稲荷」です。
六九の旧アーケード街と女鳥羽川との間を走る通りにあるこの稲荷は、白髭の老神が住人の夢に現れたことから白翁稲荷と呼ばれています。
正一位大天白白翁稲荷

この後、松本駅前チームとMウイングで合流し今回の「松本の宝探し歩き」は終了しました。

【新まつもと物語 市民記者 望月直樹】

新まつもと物語の記事と同時進行で更新いたします。



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2009年07月29日 Posted byM100 at 11:02 │Comments(0)レポート

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